日本・中国・韓国のキャッシュレス決済実態調査で見えてきた、日本人の意外すぎる現実とは

キャッシュレス決済が急速に進んできた感のある日本。クレジットカードはいうまでもないが、スマートフォンのみで支払いが完了するQRコード決済は、財布なしで買い物ができ、「一度使うと手放せない」というユーザーも多いのでは?

国際カードブランド「UnionPay」を運営する銀聯国際日本支社が、中国・韓国・日本で20~60代の男女300名を対象にキャッシュレスの実態と国による違いを調査し、その結果を発表。そこに日本の意外な姿が現れた…!

中国との差、なんと約7倍!まだまだ現金派が多い日本

他の2国と日本の現金ユーズ事情が、ここまで差がつくとは想像していなかった(UnionPay調べ)

 「実店舗での支払いで現金を月にいくら使用しているか」という設問では、中国が「2,848円」と一番少なく、続いて韓国が「9,640円」、日本は「20,663円」という他の2国を大きく引き離す(離される!?)結果に。

 確かにコンビニのレジで並んでいると、現金払いの人はまだまだ珍しくないと感じる。筆者はキャッシュレス決済派だが、現金派の支払いを見ていると、まず財布を取りだし、その中から代金分のお金を出し、お釣りをもらい、財布をカバンにしまう…という動作を見て「こ、こんなに時間がかかることをしていたのか…」と思ってしまう。また、「キャッシュレス決済をするとポイントが貯まるのに…!」と他人事ながらもどかしく感じるほどだ。
 日本に住んでいてもかなりキャッシュレス決済が浸透しているなと思っていたが、月に現金を使う額が2,848円というのは、どれだけキャッシュレス決済が多いのだろうか。中国のコンビニのレジに一度並んでみたいものである。

確かにスマホ決済はコンビニ、ドラッグストアなど“ちょっと買い”で使うかも(UnionPay調べ)

 次に興味深い結果が出たのが「スマホ決済の使用割合」についてだ。「どのような金額の時に、それぞれの決済方法を使用しているか」という設問で、「1,000円未満」と答えた人の割合がトップとなったのは日本(59.2%)、続いて韓国(50.0%)、続いて中国(33.7%)となった。しかし「10,000円以上」の決済でスマホ決済をすると答えた人の割合は、中国がダントツで、34.9%。日本はなんと、1.9%と、大きな買い物においてはスマホ決済はほとんど使われていないという結果になった。

 日本でのスマホ決済の使用割合が低いのは、特に年齢層が上になればなるほど「そもそもスマートフォンを使っていない」という人や、たとえ使っていても「なかなかスマホ決済の機能まで使いこなすに至らない」という人が、日本ではまだ少なくないという事情があるのかもしれない。

 さらに若い世代でも、確かにコンビニで飲み物を買うときや、ファストフード店での飲食の際にスマホ決済は、もう日本でもお馴染みの光景となったが、逆に家電や宝飾品などの高額な買い物の際には、クレジットカードを使っている人が多いように感じる。

 ちなみに日本では「そういえばそんなものもあったね」状態の、デビッドカードの利用率は中国と韓国共に70%以上と高い。逆に電子マネーは日本のキャッシュレス決済でクレジットカードに次ぐ2位だが、他の2国では4位となっている。どの項目でも答えが似通っている中国・韓国。2国とは差がつく形となった日本、この差が国の経済格差につながらないと良いが…。

出典元:現金とキャッシュレス決済に関する調査【UnionPay】

オトナライフ編集部
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