「テレワークあるある」会社には言えない過ごし方をしたことがある人は6割以上、最も多い過ごし方は?

“テレワーク元年”とも言える2020年から2年が経ち、この新しい働き方に慣れてきた人も多いのではないだろうか。通勤時間がかからなくなったり、家族と過ごす時間が増えたりといったメリットがある一方で、ついつい気が緩み作業効率が落ちてしまう、なんてデメリットもあるテレワーク。あなたはテレワーク中に会社には言えない過ごし方をしたことはあるだろうか。

今回ここでは、テレワーク中の過ごし方に関するあるアンケート結果を紹介する。果たして、どんな過ごし方をしてしまう人が多いのだろうか。

6割以上の人が会社には言えない過ごし方をしていると判明!

誘惑の多い自宅は労働環境が悪いのか?(「チャットプラス株式会社」調べ)

チャットプラス株式会社は現在テレワークをしている男女1,160人を対象にテレワーク中の過ごし方に関するアンケートを実施、その結果を発表した。その調査によると、「テレワークでの勤務中、会社には言えないような過ごし方をしたことがありますか?」という問いに対し、64.5%の人があると答えた。では、具体的にはどのような過ごし方をしている人が多いのだろうか。

全体の54.4%の人が答えた最も多かった過ごし方は「音楽や動画などを流している」だった。次いで「テレビをつけている」が52.9%、「ネットサーフィンをしている」が47.1%、「実働時間も休憩している」が41.6%、「途中で外出している」が29.1%という結果だった。やはりただでさえ誘惑の多い自宅での勤務、周囲の目もなければついつい気が緩んでサボってしまう人は多いようだ。音楽や動画、テレビを流しながら、リラックスモードで仕事が捗るのなら良いのだが、そうとは言えないのが現状だろう。

ただ「途中で外出している」人は3割にも満たないし、「飲酒している」と言う人も7.0%と決して多くはないようだ。テレワークでの勤務であっても、意外と真面目にやっている人が多いような印象も受ける。あきらかなサボりというよりも、いつでも業務に戻れるようにしつつも、ついつい息抜き時間が長くなってしまうという人が多いのかもしれない。

テレワークはオンとオフの切り替えが難しい

コロナ禍により一気に普及したテレワークだが、パンデミックが長期化するなかでさまざまな理由から中止した企業も多い。そもそも地域や企業の規模により実施率も大きく変わり、東京や大阪など都市部の企業で、大企業ほど実施率は高く、地方や中小企業は低い傾向にある。廃止の理由は業務の生産性が下がってしまうという理由以外にも、設備や機器の不足や、通信面のセキュリティ問題などがある。

公益財団法人日本生産性本部は2020年5月以降3ヶ月ごとにテレワーク実施率の調査を行なっているが、2022年1月17日、18日で実施した調査ではテレワーク実施率は過去最低の18.5%を記録したことも、テレワークからの回帰が増えていることの証だろう。

その一方で、ツイッターを覗いてみるとテレワークを望む声は多く見受けられ、「日本でテレワークが普及し切らない要因の一つとして、サボりを許さない考えがあると思う」「テレワーク=サボり 上層部がこの感覚の会社はつらい」といった声も数多い。

テレワークが導入されたこの2年間で企業も従業員もさまざまな試行錯誤を繰り返し、この変化の時代に順応してきたことだろう。出社とテレワークを組み合わせた、ハイブリッドワークや、半日・時間単位のテレハーフを実施している企業も増えている。果たして今後の日本社会においてそういった働き方は定着するだろうか。

出典元:チャットプラス株式会社は→こちら

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