【Twitter】突然DMが送信不可に…相互フォローなしでDMを送って検証してみた!

イーロン・マスク氏による買収劇が始まってから1年以上が経過し、Twitterの様々な仕様に手が加えられている。サブスクリプションサービスのTwitter Blue、30分以内であれば5回まで修正できるツイート編集機能など、世界的SNSに新たな風を吹き込む取組は、ユーザーの賛否を巻き起こすほどの話題を呼んだ。いまなお続くTwitter改革だが、最新の更新内容は“否”が多めの状況だ。ユーザーが当たり前のように使用してきた「ダイレクトメッセージ機能(DM)」に制限ができてしまったのだ。

TwitterのDMが突然送信不可に!使用を制限する新ルールとは?

(Image:Sattalat Phukkum / Shutterstock.com)

DMはユーザー間でつながれる大事な手段だが……

Twitterは自己発信ツールという枠組みを飛び越えて、いまや共通の趣味嗜好をもつユーザー同士が関係性を築く側面もある。そのうえでDMを使って初見のユーザーとコミュニケーションをとることもあるはずだ。Twitterにとって空気のような当たり前の存在だったDMに仕様変更が起きたとあり、ユーザーは戸惑いを隠せない状況だ。

これまでのDMは、メッセージを受け取る側のユーザーの許可があればDM送信リクエストを送ることができていた。今回の仕様変更により、相互フォローがないユーザーはDM送信ができなくなった。さらに、送信リクエストを送るにもTwitter Blueに加入することが必要になったというから驚きだ。

DMという比較的ライトなコミュニケーション手段が、これほどハードルが高くなったことには、Twitter社側の「Twitter Blueへの加入促進」が目的だと考えられる。アカウントのチェックマーク入手や投稿公開前のプレビュー確認などのメリットがあるものの、Twitter=無料という世間的イメージから全ユーザーに受け入れられているとは言い難い。今回のDM仕様変更では、Twitter Blueの加入ユーザーは制限なくDMが使用できることから、いままで通りの使用感を得るには課金が必須、というTwitter社からのメッセージにも思えてくる。買収を区切りに、ビジネスモデルの転換を図っているのは理解できるが、当たり前の機能がなくなったユーザーとしては複雑だろう。

DM機能を実際に使ってみて検証!相互フォローがないとやはり……

送信メッセージの下には無慈悲な言葉が表示された

オトナライフ編集部ではDM機能の仕様変更について検証した。編集スタッフの個人アカウントから、オトナライフニュース【公式】アカウントにメッセージを送信すると、「メッセージを送信できません」というエラーメッセージが表示された。編集スタッフは送信先をフォローしているが、オトナライフニュース【公式】アカウントからはフォローされていない。従来仕様であれば送信できていたものが不可になってしまったのは事実である。

今回の仕様変更は、ユーザー同士の関わり方、Twitter Blueの加入者数に影響を与えるのか。余波を含めて今後の動向に注目していきたい。

引用元:【Twitter / 話題のツイート(Twitterの仕様変更)

オトナライフ編集部
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