日本の平均年収ってどれくらいか知ってる? 都道府県別では150万円以上の大きな差も【期間工調べ】

あなたは自分の年収が日本全体の平均年収よりも高いのか、低いのか知っているだろうか。そもそも今の日本全体の平均年収はどれくらいなのだろうか。この数十年、日本の平均年収はほとんど変わっていない、むしろ90年代に比べると下がっているとも言われている。

そこで今回、ここでは期間工合同会社が調査し発表した最新の日本の平均年収や、職業別年収ランキングなどの一部を抜粋して紹介する。

日本全体の平均年収額は約445万円!

突出して年収が高い人がいると底上げされわかりづらくなる平均値に比べ、中央値は実態が掴みやすい(「期間工合同会社」調べ)

期間工・期間従業員の口コミサイト「期間工.co.jp」を運営する期間工合同会社は、厚生労働省の統計をもとに最新の日本の賃金に関する調査を実施、サイト上でその結果を発表した。以下、その調査の一部を紹介していく。

まずは「日本全体の平均年収」から。最新データによると、日本全体の平均年収は「445万3,314円」。ちなみに男女別だと男性は「482万6,514円」、女性は「378万2,514円」だという。また、平均年収よりも実態に近く目安にしやすいといわれる「年収中央値」は、全体で「396万7,314円」、男女別の中央値は男性「431万5,314円」、女性「351万4,914円」だった。

もちろん、年齢や地域によっても賃金相場は大きく変わってくる。年齢別の正社員の平均年収は、20代後半は「299万円(中央値266万円、以下同)」、30代前半は「339万円(301万円)」、30代後半では「379万円(337万円)」、40代前半では「412万円(366万円)」となり、最も高くなるのは50代後半で「476万(423万円)」という結果だった。

さらに、都道府県別だと「東京都」、「神奈川県」、「大阪府」、「愛知県」が上位に並び、トップの東京都の平均年収は「448万円(399万円)」に対し、47位の青森県では「288万円(256万円)」と150万円以上の大きな差があることが分かった。

50代で年収のピークを迎える(「期間工合同会社」調べ)

最後に、職業別の年収ランキングのトップ5も紹介しておこう。

第5位は「弁護士」で平均年収は「576万円(中央値512万円)」、第4位は「不動産鑑定士」で「584万円(519万円)」、第3位は「掘削・発破工」で「601万円(534万円)」、第2位は「大学教授」で「804万円(715万円)」、そして第1位は「医師」で「1,121万円(997万円)」だった。

ちなみに第6位以下は「公認会計士・税理士」、「大学講師」、「歯科医師」、「一級建築士」、「自然科学系研究者」と続く。

以上、「期間工.co.jp」が発表した日本の平均年収に関する調査をいくつか紹介したが、自分の年収と比べてみてどうだったろうか。もちろん、長く仕事を続けるなかでただ年収が高ければ良いというわけではないので、平均値や中央値より高ければ良くて、低いから悪いというわけでは決してない。それでも生活していく以上、収入は大切な要素であることに違いはないだろう。特に転職を考えている人にとっては、ひとつの目安として参考になるのではないだろうか。

出典元:【2022年】日本の平均年収・年収中央値は?職業年齢別の給料比較【期間工.co.jp
●期間工合同会社は→こちら

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