楽天経済圏で「楽天ポイント」を荒稼ぎするワザ! 15倍超還元も不可能じゃない

アナタは普段の買い物でどのECサイトを利用しているだろうか? 商品の最安値だけを追って、あちこちのECサイトでつまみ食い的な買い物をしていると、結局は大損しているかも……。そこで今回は「楽天市場」を中心とした“楽天経済圏”において、楽天「SPU」のポイント倍率を15倍超にして荒稼ぎするワザを紹介しよう。楽天経済圏のベテランは、この方法でガッツリ年間10万pt以上も稼いでいるぞ!

楽天経済圏に集約すれば楽天ポイント15倍超還元も!

(Image:event.rakuten.co.jp)

最近、買い物はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの「ECサイト」を利用するのが当たり前になっている人は多いだろう。だが、商品の最安値だけを比較して、あちこちのECサイトでつまみ食い的に買い物をしていると、結果的に損している場合もあることをご存じだろうか?

そこで今回おすすめしたいのが、「楽天市場」を中心に楽天ポイントを利用できる、いわゆる“楽天経済圏”への集約である。

楽天では楽天トラベル、楽天ひかり、楽天でんき、楽天ブックス、楽天モバイルなど、ありとあらゆるネットサービスを提供しており、共通の楽天ポイントを取得&利用できる。そのため、すべてのサービスを楽天に集約して楽天「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の倍率を上げることで、楽天のベテランなら年間10万pt以上貯めている人も珍しくない。

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楽天のサービスは楽天市場以外にも山のようにあるが、楽天SPUの対象になるサービスを効率良く利用することで、最大15%の還元率を受けることも可能になる

まずは、楽天「SPU」対象サービスを確認!

楽天経済圏でもっとも重要になるのが、楽天「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」をフル活用することだ。楽天SPUとは“楽天の関連サービスを利用すればするほど獲得できるポイントの倍率がアップ”する制度。

たとえば、楽天モバイルの利用で+1倍、楽天カードの利用で+2倍(プレミアムカードはさらに+2倍)、楽天市場アプリでの買い物で+0.5倍など、すべてを合わせると14倍となり、これに楽天会員の基本1倍を合わせると最大15倍までアップさせることができる。

もちろん、すべての条件をクリアできる人はほとんどいないだろうが、もしかすると、アナタが見逃しているサービスがあるかもしれない。楽天SPU対象サービスと条件をよく確認してみよう。ちなみに、下の表は2021年11月1日時点での楽天SPU対象サービスと達成条件。「楽天ビューティー」が11月1日に1倍→0.5倍に引き下げられたばかりだ。条件は頻繁に変わるので、数カ月に一度はチェックしたほうがいいだろう。

会員ランク別の月間獲得上限は、ダイヤモンド会員で1万5,000pt、プラチナ会員で1万2,000pt、ゴールド会員で9,000pt、シルバー会員で7,000pt、その他会員は5,000ptとなっている

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楽天市場を開いて楽天会員IDでログインすると、現在のポイント倍率と、楽天SPUに該当するサービスが確認できる

今すぐできるサービスだけですぐにポイントが8倍に!

楽天経済圏でポイントを荒稼ぎするには、年会費1万1,000円の「楽天プレミアムカード」が必須となる。以前は、年会費2,200円の楽天ゴールドカードを使って楽天市場で買い物をすると「+4倍」されていたが、2021年4月からノーマルと同じ+2倍に改悪されている。詳しくは→こちらで確認してほしい。

楽天プレミアムカードについては→こちらで詳しく解説しているが、誕生日には+1倍が加算されるほか、海外旅行好きな人なら保険や空港ラウンジの利用などで簡単に年会費の元を取れるはずだ。それを前提に今すぐできる楽天のサービスを検証してみよう。

まず、楽天SPUではすべての楽天カードで、楽天市場での買い物で+2倍されるが、楽天プレミアムカードのみがさらに+2倍され、計+4倍となる。次に、楽天銀行口座からカードの利用額を引き落とすだけで+1倍されるほか、楽天市場アプリを使って買い物すれば+0.5倍が加算される。つまり、ここまでで、楽天会員の1倍を合わせてSPU倍率6.5倍が達成できるのである。

また、1GB以下なら月0円で維持できる「楽天モバイル」を契約すると+1倍、楽天ビューティーで予約して毎月ヘアカットやネイルサロンなどに行けば+0.5%が加算されるため、SPU倍率8倍までは何といけるはずだ。さらに楽天保険の保険料を楽天カードで支払ったり、本は楽天ブックス、旅行は楽天トラベルを利用することで、SPU倍率10倍以上も視野に入るだろう。

■今すぐできるSPU対象サービスはコレ!

【1】楽天市場アプリの利用[+0.5倍]
【2】楽天市場で楽天カード払い[+2倍]
【3】楽天プレミアムカードで楽天市場で買い物をする[+2倍]
【4】楽天カードの引き落としを楽天銀行口座にする[+1倍]
【5】楽天モバイルの契約[+1倍]
【6】楽天ビューティーの利用[+0.5倍]
→【1】~【6】の合計7倍+楽天会員1倍=8倍

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年会費が1万1,000円の楽天プレミアムカードだが、楽天経済圏でポイントを荒稼ぎするには必須となる。とくに海外旅行好きなら簡単に年会費の元が取れるはずだ

(Image:rakuten-bank.co.jp)

楽天銀行をカードの引き落とし口座に指定するだけで+1倍される。楽天証券と連携設定すると普通預金金利が0.1%(大手銀行の100倍)になるのが大きなメリットだ

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楽天モバイルと契約するだけで+1倍になる。月1GB以下なら0円で維持できるうえに、キャンペーンでポイントもたくさんもらえるので、サブ回線として新規申し込みしてはいかが?

お得なキャンペーンセール併用でポイント15倍超も!

楽天SPUに該当するサービスを増やしていけば、常にSPU倍率を8~10倍に上げることができる。しかし、どんなに頑張っても楽天SPUの最大倍率は15倍まで。それを超えるためには、楽天市場のキャンペーンと併用することが重要となる。

まず、還元率が+2倍になるのが「5と0のつく日キャンペーン」。もし、楽天SPUのポイントが15倍の人は+2倍され17倍までアップできる。次に、10店舗以上で1回1,000円以上の買い物をすることで還元率が最大で+9倍される「お買い物マラソン」や、3カ月に1度(3月/6月/9月/12月)開催されている半額セール「楽天スーパーSALE」などでも楽天SPUの倍率を大きくアップさせることができる。

さらには、楽天がサポートする「楽天イーグルス」「ヴィッセル神戸」「FCバルセロナ」が勝利した翌日に+2倍~4倍される「買ったら倍」や、毎月1日は+2倍になる「毎月1日はワンダフルデー」なども楽天SPUと併用可能となっている。

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毎月「5」と「0」の付く日はポイントが楽天SPUが+2倍される。ただし、毎回エントリーが必要で、上限は3,000ptまでとなっている

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お買い物マラソンは1回1,000円以上の買い物をすればするほど楽天SPUの倍率が上がるキャンペーン。このキャンペーンでまとめ買いするのもアリ!

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楽天ではサポートチームが勝った翌日に+2~4倍になる「勝ったら倍」。単独勝利で+2倍、2勝で+3倍、3勝で+4倍となるが、事前エントリーが必須となる

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「毎月1日はワンダフルデー」は、毎月1日に楽天SPUが+2倍される。ただし、事前エントリーが必要で、期間中に3,000円以上購入する必要がある

楽天ペイでの還元率アップやポイント運用も!

楽天経済圏でポイントを荒稼ぎするなら、買い物以外でポイントを増やす方法も覚えておきたい。まず、おすすめしたいのが「Rakuten Super Point Screen(楽天スーパーポイントスクーン)」だ。詳細は→こちらで確認してほしいが、広告をタップしたり動画を見るだけで毎日5pt前後は稼げる。

次に、貯まっている楽天ポイントは「ポイント運用」で増やしてみてはいかがだろうか? 詳しくは→こちらで解説しているが、もらったポイントで疑似投資体験ができ、実際に筆者の経験では8.6%ほど増やすことができた。とはいえ、あくまでも投資なので一時的にマイナスになることがあるのはご了承願いたい。なお、中途半端に余っている期間限定の楽天ポイントは、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」で消化することも可能で、最大2.5%まで還元率を上げることができる。

楽天ペイは、残高に楽天カードでチャージすると+0.5%、支払いで+1%、楽天ポイントカードの提示で+1%還元されポイント3重取りも可能なので、リアルストアでも最大2.5%還元されるのだ。詳しくは→こちらで確認しよう。

「Rakuten Super Point Screen」は、「P1」と表示のあるバナーをチェックすることで、毎日ポイントが5pt前後もらえるアプリだ

こちらが実際に筆者が試してみた「ポイント運用」。1年で8.6%ほどポイントが増えた。多少のリスクはあるがやってみる価値アリ!

(Image:pay.rakuten.co.jp)

楽天経済圏では楽天ペイも重要だ。楽天カードのチャージと支払いで1.5%還元されるほか、楽天ポイントカード提示で1%還元されるので、リアルストアでの買い物でも最大2.5%還元される

いかがだろか? 楽天ではあらゆるサービスで楽天ポイントを取得&利用できるので、一度楽天で買い物をすると次々とポイントがもらえるため、そのポイントでまた買い物を永遠と繰り返すようになる。これが“楽天経済圏”の特徴である。

今では、スマホ決済アプリの「楽天ペイ」で支払いができたり、「ポイント運用」などで疑似投資するなど、もらったポイントの使い道も増えてきた。

ただし、楽天では2022年4月から消費税分がポイント還元の対象外になるため、ポイント還元率がやや悪くなる。詳しくは→こちらで確認してほしいが、どうせ楽天経済圏にオールインするなら、とことんお得なサービスを利用してポイントをもっと荒稼ぎしよう。

●楽天「SPU」(公式)は→こちら
●楽天カード「楽天プレミアムカード」(公式)は→こちら
●楽天銀行(公式)は→こちら
●楽天モバイル(公式)は→こちら
●Rakuten Super Point Screen(公式)は→こちら
●楽天ペイ「ポイントプログラム」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:event.rakuten.co.jp)

文=藤原博文/編集・ライター

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